人間ドックの病院と検査の選び方

人間ドックの病院選びで抑えておきたいポイント

人間ドック病院選び

人間ドックといっても、受けたことのない人にとっては
会社や検診センターで受ける基礎検診と
どう違うのか、いまいち分かりにくいですね。

 

なんとなく精密な検査を受けるイメージはあるものの、
その検査によってどういった病気が分かるのかは
意外と知られていません。

 

そもそも人間ドックとは

 

そもそも人間ドックはCTや内視鏡など、精密な検査で
がんや病変の有無をチエックする専門ドックと、
血液検査などで糖尿病などの生活習慣病リスクを
フォロ-する基礎ドックの2つに分かれます。

 

この2つによって、様々な病気のほか、主な死因となる
がんや心筋梗塞などの生活習慣病について、
早期発見や改善の手立てが立てやすくなります。

 

 

基礎ドックは血液検査や尿検査などにより、
血糖値や肝機能の障害を調べます。

 

動脈硬化の原因となる障害を特定し、心筋梗塞や脳卒中
といった生活習慣病を未然に防ぐための検査項目が中心です。

 

人間ドックと会社で受ける健康診断の違い

 

どちらも広い意味では健康診断ですが、
そこには大きな違いがあります。

 

会社で一般的に行われる健康診断は基本的には会社が
法律で義務づけられているために、やっていることでしかありません。

 

 

もちろん、良心的な経営者がいる会社なら、従業員の健康のために
詳細な検査を行っているところもあるでしょう。

 

しかし、いわゆる定期健診で、大きな病気を早期発見することを
目指して詳細に調べているところはほとんどありません。

 

基本的には義務づけられたメニューだけを淡々とこなし、
例外が起こりうるものについては、あくまで例外として考えています。

 

しかも問診なども実にあっさりしているケースがほとんどです。

 

 

 

本来は、検査結果と受診者の家族の病歴や現在の状況などを
かんがみて、しっかりと話し合うべきところを、「異常なしですね」
「ありがとうございます」で済ませてしまうものがほとんどと言って
いいぐらいなのです。

 

よほどの重大な病気が進行していれば、定期健診でも発見
できるでしょうが、それでは早期発見にはつながりません。

 

ですから、やはり人間ドックが必要なわけです。

 

 

人間ドックなら、受診者が自ら信頼できる医療機関を
選んで受けることができます。

 

それが会社の定期健診などとは何より違うところです。

 

大きな病院で行っている人間ドックなら、ドックで得られた結果を
元にして、病気の治療を迅速に考えることもできます。

 

だからこそ、人間ドックを受ける病院をどう選ぶかが、
大きな鍵になってくるのです。

 

 

こんな人間ドックなら安心できる

人間ドックに真剣に取り組んでいるか

 

どのコースの人間ドックを選ぶかは利用する人の目的と条件次第。

 

自分の健康状態を確認するという点では、
どのコースを選んでもよいでしょう。

 

むしろ間題なのは、どんな施設を選ぶかです。

 

人間ドックは、さまざまな検査を精密に総合的に行なってこそ
正しい結果が得られるものだけに、なによりもまず人間ドックに
真剣に取り糸んでいることが条件になります。

 

そうした意味では診療の片手間にドックを実施しているような
病院・診療所は避けたほうが無難。

 

両方行なっているのなら、ドック受診者と一般患者のロビーが
別になっているなど、ドック受診新に対する配慮がなされている
ところなら安心できます。

 

また、数多くの検査を行なうので、ドックの責任者は
幅広い知識が必要とされます。

 

その意味ではドックの責任者が内科医のほうが安心できます。

 

また、検査結果に対する丁寧な説明が行なわれるかどうかも
重要なポイント。

 

医師との面接時間を十分にとっている施設を選びたいものです。

 

 

そのほか検査結果のデータ管理がきちんとしていて、毎年のデータが
同時に提示されるなどいつでも受診者に見せてくれることも
チェックポイントのひとつです。

 

人間ドックは、医師、看護師、検査技師、事務等のスタッフが
一丸となって、検査を進めていきます。

 

その中で、専門の知識と技術を持った人材がいることが、
非常に大切なのでたとえば、医師が行う胃カメラですが、
医師だからといって誰でもできると思ったら、大間違いです。

 

 

大学病院のように、日々、多くの患者が来院し、最新の医療が
集中していて最先端の医療を身につけた医師が数多く勤務して
いる場所であっても、その中には、覚えたての研修医もいます。

 

機器の操作法すらおぼつかない医師もいないわけではありません。

 

胃カメラに対する知識と経験が豊かな専門医がやってこそ、
早期発見につながるのです。

 

 

撮られた画像は、やはりその場所、その部位の専門医が判定
しなければ、たしかではありません。

 

多少のことはわかるかもしれませんが、やはり心臓の専門医に
胃の早期がんの判定は難しいはずです。

 

 

せっかく自腹で高額な人間ドックを受けるのだから、確実なものを
提供してもらう権利があります。